No.363 旭川編3-「米」と「高校」

 蒼太は,花まる亭の米粉を使った料理や技などの「えぞ料理」に感銘し,大西が事前に用意していた店を断り,藤丸に花まる亭の板場に入れてもらえるよう,自ら申し出る。
  その後,店のお客さんから,旭川が誇るお米を活用するため,米粉の調理を研究している旭川農業高校の情報を知り,大西と向かう。学校では指導の峯田先生と生徒3人が米粉のケーキなど調理研究実習の最中だった。米粉の活用方法などを話していく中で,1人の生徒から「小麦アレルギーの子供に、お菓子を米粉で食べてもらいたい」という言葉があり,蒼太は自分がおいしい料理を作ることばかりに傾倒していたことに気づき,生徒達の考えに感心する。

<旭川編2-大西くん