旭山公園
旭川市中心部から東方約10キロに位置し、キトウシ山脈の北西端にある海抜295メートルの山、「旭山」の丘陵南側に旭山公園は広がっています。

1898年(明治31)年、第四中隊長の菊池直人大尉が旭山に登り、旭川を見渡せる絶景を目の前にし、ここを神社と公園にすべきと唱え、1899年(明治32年)、稲の神、山城国伏見稲荷大名神の御分霊、稲魂命をまつりその後本殿、拝殿を築き開拓者たちのよりどころとなりました。

1912年(明治45年)には、国有林であった山一帯を買収して公園となりました。大正期には1,000本の桜が植えられ、昭和初期にはスキー場も開設、電灯設備も整備され、より人々に親しまれるようになりました。そして昭和42年日本最北の動物園「旭山動物園」が開園し、平成17年度には年間206万人の入場者数を突破、市民のみならず道内外、海外からの人々で賑わっています。

また自然につつまれた丘陵地に広がる公園は、高嶺から望む絶景もすばらしく、天然の美林もよく保存されています。旭山は市内だけではなく北海道の桜の名所のひとつでもあり,5月上旬の開花期には多くの花見客で賑わいます。冬には「旭山雪の村」でのチュービング・スノーモービル・スノーラフティングなどたくさんの冬の遊びも楽しめ、開拓期の時代から人々のこころを飽きさせない不思議な魅力がここ旭山にはあるのです。
所在地 旭川市東旭川倉沼
TEL 0166-52-1934 (公益財団法人旭川市公園緑地協会)
FAX 0166-55-0550 (公益財団法人旭川市公園緑地協会)
URL http://www.asahikawa-park.or.jp/park/special/asahiyama.html
駐車場 あり
アクセス 旭川空港から車で45分。旭川駅から車で30分。